音楽理論
2025-02-23自分なりの解釈なので一般的でないものを含みます。
スケール
以降、12平均律を主に扱う。
特に説明のない場合、Cメジャースケールを例に説明する。
メジャー・スケール
全 全 半 全 全 全 半
の音程関係で並んだ循環する7音の列。
C, D, E, F, G, A, B
マイナー・スケール
メジャー・スケールをVIから始めた場合の音列。
ナチュラルマイナーとも。
A, B, C, D, E, F, G
ハーモニックマイナー
A, B, C, D, E, F, G#
メロディックマイナー
A, B, C, D, E, F#, G#
下降時にはナチュラルマイナーを使用することでマイナー感を維持することができる。
コード進行としてはD- > E7 > A-がSD > D > Tで良い感じ。
コード
Cメジャースケール内で押さえやすいものを例に上げる。
△
C E G == C△
F A C == F△
4 3
明るい響き
-
D F A == D-
E G B == E-
A C E == A-
3 4
暗い響き
クラシカルな感じもする
△7
C E G B == C△7
F A C E == F△7
4 3 4
爽やかな感じ。木漏れ日っぽい
-7
D F A C == D-7
E G B D == E-7
A C E G == A-7
3 4 3
月の光っぽい。夜の感じ
-△7
D F A C# == D-7
E G B D# == E-7
A C E G# == A-7
3 4 4
怪しげな感じ
7
G B D F == G7
4 3 3
印象がどうというよりは4度上に行きたがることが重要
o7
B D F G# == Bo7
3 3 3
不安定で不気味な感じ。
セブンス的に使える。別のスケールとの橋渡しもしやすく、セブンスよりもぬるっと知らぬ間に行き来できる感じがある。
Φ7
B D F A == BΦ7
3 3 4
こっちも月の光っぽいけどさらに魔法っぽい感じがする
コードの機能
トニック
T 安定
I△7 III-7 VI-7
サブドミナント
SD 浮遊感
II-7 IV-7
ドミナント
D ドミナント
V7
(bII7)
メジャーとマイナー
メジャーとマイナーを入れ替えてもあまり機能が変化しない感じがする。 本来メジャーが予期されるところにマイナー、あるいはその逆、もしくはセブンス……みたいに結構自由にやれる感じがある。
メジャーに変化させると思ったより明るくなって明るさが強調され、マイナーに変化させるとしっとりしたりする。
サブドミナントマイナー
特にIV-7は使い勝手がいい。
I-7 TM
IIΦ SDM
bIII△7 TM
IV-7 SDM
V-7 場合による
bVI△7 SDM
bVII7 SDM
bVII7はIへの推進力がある
進行
4度上行
II-V-Iなど。
推進力が高く自然に聞こえるため、多少強引なことをやっても許される感じがある。
基本の進行。
4度下行
IV-Iの場合弱めの解決感。
V-IIの場合逆行。悪くないフワフワ感。
3度上行
3度上のドミナントセブンスに行くと独特のアンニュイさがあって好き。
3度下行
あんまり印象が変わらない。ちょっとだけ変化をつけたいときとかにいいかも。
1度上行
滑らかな感じがする。
1度下行
滑らかな感じがする。
V-IVの場合逆行になる。
定番の進行
基本のパーツ
II-V-I
ド定番。
VIIΦ7-III7-VI
しっとりした感じ。
クラシックの短調でも使われる。
例
I-IV-II-V
ルンルンな感じ。サビに使えそう。安定感ある。
III-7 - bIIIo - II-7 - V7
上のアレンジ。
bIIIoはパッシングディミニッシュ。
上と比べてしっとり感が増す。陰りが出る。
セカンダリードミナント
V7以外のドミナントセブンス。
4度上行する力が強い。
多用するとジャズ感が強まる。
アヴェイラブルノート
コードトーンの全音上。
セブンスコードの場合、セブンス感を損なうもの以外ほとんど許容されるようになる。
アヴォイドノート
それ以外。
テンション
9, 11, 13
9: 基本のテンション。使いやすい。ちょっとキラッとさせたいときに使う。
11: マイナーじゃないと使えない(アヴォイドになる)。メジャーのときは+11を使うとよい。
13: 11よりは毒気が少ない。6と実質同じ(オクターブ違い)。
オルタードテンション
-9, +9, +11, -13
ドミナントモーションしているセブンスの上で使える。
ジャジーな感じがする。
モーダルインターチェンジ
別のチャーチモードから借りる。
あんまり良くわかってない。
実際に作曲するときはどうすればいいのか
基本的にはメロディにハーモニーを付けるという順番で考えると自由な作曲がしやすい。
考えたメロディに対して、その音が3rdに来るコードをつけるか、7thに来るコードをつけるか、rootか、5thか、みたいなので決めていくと印象を作りやすい。
自然にしたい場合は、滑らかにするためにII-Vなどを適宜間に挟んだりする。
メロディ先でない作り方がしたい場合は、リフを先に考えてから上にメロディを乗せるのも作りやすい。
リフ同士のつなぎはII-Vかパッシングディミニッシュがいい感じ。
おすすめ参考サイト・動画
- SoundQuest
- 幅がとにかく広い。あとポップスやロックみたいなのを作る人にとって実用的な内容が多い。
- メロディも理論で解釈しよう! というのもいい。
- ちょいちょい語り口が軽妙なのもいい。書いてる人ひとりなのかな? あるいは少人数?
- トイドラ(youtube)
- 杓子定規な解説ではなく視点に一捻りあることが多く面白い。
- どうしてもロクリア旋法で曲が作りたいという人にもおすすめ。